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初釜のもてなし
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葉山の前に住んでいた江戸川区で宗久会の門をたたき、茶の湯に出会いました。
引っ越してからお稽古はやめてしまいましたが、
茶の湯を通して、そのおつきあいはずっと続いています。
昨日、初釜に出席させていただきました。

亭主を務められたEさまは、以前ブログでも紹介した、
東日出夫さんの漆による水指の蓋の制作依頼主。
お道具に組み込まれた様子を、撮影させていただきました。
たが袖棚の上には、琉球漆器の中棗、手前にお茶入れ、といい感じの取り合わせです。
お茶の道具って、用途や季節に合わせて、ほんとにたくさんあります。
お茶を飲むだけなのに、そんなもの必要?と疑問に思うかもしれません。
茶の湯は、道具の組み合わせやしつらえを通して、コミュニケーションするのが
目的なのです。
亭主が、客をどうやって喜ばせようか、
時にはあっと驚くような事をたくらんだり、心を砕いて準備をします。
客はその心を理解して喜び、その反応で亭主も報われる。
一期一会という言葉、ようやく私もわかってきたかなぁ?
「人をもてなす」を深く学べる茶道、もっと若い人たちにも触れて欲しいと思います。

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by hira-tama | 2010-01-10 12:49 | 茶の湯


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