戦国バイク?
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こんなの見た事ない!というものに対面すると、
人の脳内は活性され、凝り固まった思考をほぐしてくれます。
地元の漆作家、ナカジさんのアトリエを訪問して、
代表作を見せていただきました。
豪華絢爛の螺鈿蒔絵が施された族仕様のバイク!!
一瞬言葉を失ってしまうほどのインパクトです。
今世紀初頭から4年の歳月をかけて制作されたものだそうです。

日本の伝統工芸である漆は、長い歴史を経て進歩しつくして
完成された技法というイメージがとても強い。
それでもって、この蒔絵というと材料も高価で手間も恐ろしくかかります。
その華やかさは中世日本の最高の富を象徴するようなイメージ。
昔の合戦の絵などでは、鎧兜や馬具に高価な蒔絵が使われていますね。
生死をかけた戦いの中では、武将の装身具を豪華にすることで
集団の力を見せつけ、敵をひるませる役目をしていたのでしょう。
リア部分の造形などはまさしく馬具のイメージだと仰ってました。
高度な塗りの技術に加え、型にはまらない造形センスで、
この先どんな仕事をされるのか非常に楽しみです。

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ナカジ美術では漆塗り&金継ぎ教室を開催されています
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by hira-tama | 2008-02-06 14:38 | 美術・工芸


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