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映画『オロ(チベットの少年)』
映画監督の岩佐寿弥氏にご縁があって、新作映画の試写会にいってきました。
インド北部、ダラムサラという町に、チベット亡命政府があり、6千人以上の
亡命チベット人が暮らしています。
そこのチベット子ども村に寄宿して学ぶ少年、オロのひと夏を描いたドキュメンタリー映画です。
岩佐氏は10年前に『モウモ・チェンガ』という
やはりチベット人のおばあさんの映画も作られています。

『オロ』を観て感じたこと。

特にこれといった事件がおこるわけでもなく、彼らの日常が淡々と続いている。
のように見えるけれども、それは日本に住む私たちにとって、
『亡命生活』という、あまりにかけ離れた事件なのだ。
いわば被災生活のような異常な事態がずっと続いているのだよ、ここでは。
と、岩佐監督は教えてくれたように思う。
だけど、彼らの混じりけのない笑顔は、
その苦しみの傷跡を見つけるのが難しいくらいに清々しい。
子供たちはもちろん、大人たちもみんなそうなのだ。
なぜなのだろう?
上映中そのことを考え続けていたが、
いつのまにか私は、登場人物に親戚のような親しみを覚えていた。
(日本人とチベット人、顔立ちはそっくり同じだからなのか?)
いい映画は、それを見た人間に変化を呼び起こす。
試写室を出て、渋谷の町の冷たい空気を吸い込むと、
今までに嗅いだことのないような匂いをかすかに感じた。
聞こえてくる雑踏も、しばらくは遠い異国の音を聴いているようだった。

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『オロ』は2012年6月末、渋谷のユーロスペースで公開予定!
by hira-tama | 2011-12-29 09:50 | エンタテイメント
サーフボード箸置き制作中
展覧会でも、ご好評いただいたサーフボード箸置き。
最初は成形の段階からひとつづつ作っていたのですが、
これでは、たくさん作ることはできません。
なのである程度、型を利用しているのですが、これがなかなか思うようにいきません。
今回また違う方式の型作りから始めています。
写真は、新しい型で成形したもの、
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型で作っても、やはり一個づつ削って形を整えて素焼き。
絵付けはもちろん、ひとつひとつ丁寧に手描きして、
釉薬をかけて高温焼成して、それでやっと完成です。
by hira-tama | 2011-12-27 09:14 | 陶芸
カプリのジュエラー Chantecler
久しぶりに出会った心トキメくもの。
その名はシャンテクレール♡
イタリアのカプリ島にある、小さいけれど知る人ぞ知る名門ジュエラー。
高級ジュエリーでありながら、格式ばったデザインではなく、
土地ならではのモチーフを、自由でカジュアルな雰囲気に仕上げた大人のためのブランドです。

シャンテクレールの主な顧客は、故ジャッキー・オナシスなどの世界の富豪たち。
ブランド発祥の地は高度なセッティング技術を持つ職人が多い土地柄らしく、
デザイン力と技術力で、多くのお金持ちたちを魅了してきたのですね〜。

そもそも高価な宝飾品とはあまり縁のない私が、なぜこんなにも魅かれるかというと、
作品の多くは海から得たインスピレーションを形にしているから!
陶磁器デザイナーとしての私も、創作の源は海、素通りはできません。

シャンテクレール東京店は、これまた高級ホテル、ペニンシュラにあります。
勇気を出して、一歩踏み込んだ店内は紺碧の青。
カプリ島の観光地で有名な「青の洞窟」をイメージした内装だそうです。
ひとつひとつがそれぞれに独特の輝きを放っていて、
食い入るように熱い視線を注いでしまいました。
この沸き上がるリビドーはまさしく物欲!
ああ、願わくは創作欲もアップグレードを・・・。

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by hira-tama | 2011-12-18 13:00